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対象審神者について、政府施設内での不適切な発言および行動が複数回報告されている。
当該審神者は、刀剣男士の顕現に際し、「真っ白い太刀」を強く希望しており、希望する刀剣男士が得られないことに対して、担当職員への執拗な要求や、施設内での秩序を乱す行為が確認されている。
職員からは、顕現する刀剣男士を任意に指定することはできない旨を繰り返し説明しているが、当該審神者の要求に変化は見られない。
対応上の留意事項
当該審神者は、これまで多数の審神者を輩出してきた津々見家の出身である。
同家との関係を考慮し、今後の対応においては、不必要な対立を避けるとともに、問題となる言動および対応経過を継続して記録することが望ましい。
概要
対象審神者の着任以降、無理な出陣計画および不適切な部隊運用により、所属刀剣男士の刀剣破壊が複数回発生している。対象審神者のこれまでの言動を踏まえ、各事案について出陣時の状況および破壊に至った経緯を確認した。
破壊事案の記録
【第一事案:五虎退・愛染国俊】対象審神者の着任から間もない時期、同一の出陣において愛染国俊および五虎退の二振りが破壊された。一度の出陣で二振りを失ったことから、政府職員による聞き取りを実施した。対象審神者には明らかな動揺と落胆が認められ、故意に刀剣男士を破壊したことを示す言動は確認されなかった。回収された本体の残存部分については、対象審神者より、気持ちの整理がついてから受け取りたいとの申し出があったため、当課において一時保管することとした。
【第二事案:平野藤四郎】第一事案から数か月後、出陣中に平野藤四郎が破壊された。対象審神者は本件についても強い衝撃を受けた様子であったが、その発言には、希少な刀剣男士を失ったことに対する落胆が目立った。聞き取りおよび出陣記録の確認結果から、故意の破壊を疑う根拠は認められなかった。
【第三事案:小夜左文字】第二事案の数日後、別の出陣において小夜左文字が破壊された。短期間に刀剣破壊事案が続いたことから、改めて部隊運用状況の確認を実施した。
部隊構成および聞き取り結果
いずれの事案においても、出陣部隊の部隊長は初期刀・歌仙兼定であった。その他の隊員は出陣ごとに異なるものの、加州清光、大和守安定、堀川国広、長曽祢虎徹を中心とした編成が確認されている。
なお、以前は和泉守兼定も主な出陣要員に含まれていたが、平野藤四郎の破壊以降、同個体の出陣記録は確認されていない。この運用変更に至った経緯は不明であるが、確認された刀剣破壊事案との直接的な関連を示す情報は得られていない。
聞き取りに応じた刀剣男士はいずれも、審神者からの指示および出陣時の状況について協力的に回答した。現時点で、刀剣男士間の不和や、特定の刀剣男士に対する意図的な加害を疑わせる事情は確認されていない。各事案については、審神者による不適切な部隊運用が刀剣破壊の主な要因であったと考えられる。
本体の保管状況
回収された刀剣本体の残存部分については、調査の結果、いずれも出陣中の破壊によるものと判断された。対象審神者に対し、保管品の返却に関する連絡を行っているが、現時点で受け取りの申し出はない。
当初は対象審神者の心情に配慮し、一時的な保管として取り扱っていたものの、その後も刀剣破壊事案が続いており、保管品が増加している。当課において長期間保管を継続することは望ましくないため、対象審神者に対し、速やかな引き取りを求める。
概要
対象本丸において、一定期間発生していなかった刀剣破壊が再び確認された。
今回は短刀に加え、太刀および打刀が破壊されており、従来の事案と比較して損失が大きいことから、出陣状況および対象審神者の運用方針について確認を行った。
刀剣破壊の経緯
当該出陣では、山伏国広が最初に破壊された。
これにより部隊の戦況が悪化し、部隊長である歌仙兼定が他隊員の援護に回ったものの、敵部隊の数が多く、十分な立て直しには至らなかった。
さらに、援護に加わった長曽祢虎徹も破壊された。
当該部隊の構成は、部隊長・歌仙兼定、隊員・加州清光、大和守安定、山伏国広、堀川国広、長曽祢虎徹であった。
生還した刀剣男士への聞き取りおよび出陣記録の確認では、いずれの破壊についても、意図的な加害を示す痕跡は認められなかった。
対象審神者への聞き取り
対象審神者に対して、今回の出陣判断および刀剣破壊に至った経緯について聞き取りを実施した。
過去の事案では動揺や落胆が認められた一方、今回は職員の質問に対して苛立ちを示す場面が多く、部隊運用上の問題についても十分な説明は得られなかった。
故意に刀剣男士を破壊したと判断する根拠は認められないものの、対象審神者が自暴自棄に近い状態で出陣を指示している可能性が懸念される。
このため、政府が手配可能な相談支援および心理面のケアについて案内したが、対象審神者はこれを拒否した。
保管品の返却状況
対象審神者は、聞き取り終了後、当課において保管していた刀剣本体の残存部分について、一部の返却を希望した。
返却済:平野藤四郎、五虎退、小夜左文字、山伏国広。
引き続き保管:愛染国俊、長曽祢虎徹。
なお、山伏国広および長曽祢虎徹については、今回の刀剣破壊に伴い回収されたものである。
対象審神者に対し、残る保管品についても併せて引き取るよう案内したが、本人はこれに応じなかった。
返却対象の選定理由についても確認を求めたものの、明確な回答は得られていない。
当課としては、これまで長期間にわたり保管品の引き取りを求めてきた経緯があり、今回、一部のみが返却対象とされた理由について確認を要する。
残余の保管品についても、引き続き速やかな引き取りを求める。
概要
政府施設内において、対象審神者が一期一振を同行させているところを職員が確認した。
当該本丸の顕現記録および所属刀剣男士の登録情報には、一期一振に該当する個体が確認されていない。このため、職員が当該審神者に対して所属および同行の経緯について確認を求めた。
これに対し、当該審神者は職員を威圧する言動を示し、説明に応じることなく、一期一振を伴って本丸へ帰還した。
対応状況
当該個体の所属および顕現経緯については、現時点で確認が取れていない。
対象本丸の登録情報との不一致について、引き続き確認を行う。
概要
近頃、一部の審神者の間において、「禁術」と称する出所不明の術式に関する情報が流布していることが確認されている。
当該術式については、通常の鍛刀では指定できない刀剣男士を任意に顕現させることができるなどの触れ込みがあるが、その実効性および安全性については確認されていない。
また、当該術式は政府が認可したものではなく、使用に伴う危険性についても不明な点が多い。
注意事項
審神者各位においては、出所の不明な術式や、政府の認可を受けていない方法による刀剣男士の顕現を試みないよう、十分に注意されたい。
特に、通常の鍛刀手順を逸脱する術式については、予期しない霊力異常や、顕現個体への影響が生じる可能性を否定できない。
当該術式に関する情報を見聞きした場合、または使用を勧められた場合には、実行の有無にかかわらず、速やかに政府担当窓口へ報告すること。
補足
本通達は、特定の審神者または本丸に対する調査結果を公表するものではなく、非公認術式の流布に伴う事故および不測の事態を防止することを目的とする。
概要
対象本丸について、審神者本人との連絡が取れない状態が継続している。
従来より政府との連絡窓口を務めている初期刀・歌仙兼定との通信は成立しているものの、同個体からは、審神者本人が政府職員との面会および直接の連絡を拒否している旨の回答があった。
その後も審神者本人による応答が確認されないまま数日が経過したため、職員を派遣し、現地確認を実施した。
現地確認結果
派遣職員により、対象本丸内の霊力に通常とは異なる観測値が確認された。
また、審神者本人との面会を求めたところ、へし切長谷部から「主に会わせることはできない」との回答があった。
その後、抜刀状態の加州清光が職員に接近したため、職員は身の危険を感じ、確認作業を中断して現地から退避した。
対応状況
審神者本人の所在および健康状態については、現時点で確認できていない。
対象本丸内の霊力異常と所属刀剣男士の対応を踏まえ、通常の連絡および現地確認による状況把握は困難と判断する。
概要
対象本丸において、審神者本人との連絡途絶、霊力の異常値および所属刀剣男士による現地確認の妨害が確認されたことを受け、政府は当該本丸への調査部隊派遣を決定した。
派遣部隊は、実戦経験を有する審神者一名、同審神者の指揮下にある刀剣男士一部隊、および政府職員で構成された。
審神者:████████
第一部隊
部隊長:████████
隊員:████████
隊員:████████
隊員:████████
隊員:████████
隊員:████████
同行職員:氏名記載省略
派遣部隊からは、対象本丸到着後の定時連絡において、初期刀・歌仙兼定が応対したこと、および対象審神者本人との面会には至っていないことが報告された。
その後、予定されていた連絡時刻を過ぎても部隊からの応答はなく、政府側からの通信にも応答が得られなかった。以降、連絡は回復せず、派遣された全員の消息が不明となった。
後続調査結果
派遣部隊の消息途絶を受け、政府は後続調査員による対象本丸周辺の調査を実施した。
調査の結果、派遣された刀剣男士の一部について、破壊されたと判断できる痕跡が確認され、残骸の回収が行われた。
確認された破壊痕跡の一部には、対象本丸に所属する脇差・堀川国広との交戦、または同個体による奇襲を受けた可能性を示す特徴が認められた。
堀川国広は対象本丸に所属する脇差の中で最も練度が高い個体として登録されている。ただし、当該個体が派遣部隊と交戦した場面は確認されておらず、関与については推定の域を出ない。
一方、残る刀剣男士については、破壊の有無を確認できる痕跡が発見されず、所在は不明のままである。また、同行した審神者および政府職員についても、遺体の発見には至っていない。
現時点で回収できた残骸は一部に限られ、派遣部隊の大半については、遺体または刀剣の残骸を含め、その所在を確認できていない。
調査継続中、対象本丸所属の大和守安定が後続調査員に接近し、これ以上の調査を継続しないよう勧める趣旨の発言を行った。
その後、同個体が抜刀したため、調査員は安全の確保が困難と判断し、その時点で調査を中断して退避した。
対応状況
派遣部隊が消息を絶つに至った経緯、および対象本丸内で発生した事象の詳細については、現時点で確認できていない。
対象本丸への通常の立ち入りおよび調査活動には重大な危険が伴うと判断し、今後の対応について関係部署間で協議を行う。
概要
対象本丸について、審神者本人との連絡が長期間にわたり途絶していることから、これまでの調査記録および観測情報をもとに、当該審神者の所在と生存状況について再検討を行った。
その結果、対象審神者がすでに死亡している可能性を否定できないとの判断に至った。
ただし、審神者本人の所在は依然として確認されておらず、死亡を裏付ける直接的な証拠も得られていない。
本丸の維持状況について
対象本丸では現在も所属刀剣男士の活動が確認されており、本丸の維持に必要な機能についても、少なくとも外部から確認できる範囲では継続しているとみられる。
通常、審神者の死亡に伴って本丸の維持および刀剣男士の活動には重大な影響が生じると考えられるが、対象本丸においては、そのような変化が確認されていない。
この点について、政府との連絡窓口を務める歌仙兼定に説明を求めたところ、同個体からは、審神者が死亡しているのであれば、自分たちが従来どおり本丸の機能を維持し、活動を継続できていることと矛盾するのではないか、との趣旨の回答があった。
当該回答は、現在確認されている本丸の維持状況と整合する部分があるものの、審神者本人の生存を直接証明するものではない。
引き続き確認を試みたが、歌仙兼定から新たな情報は得られなかった。
今後の対応
対象審神者の生存状況および本丸が維持されている理由については、現時点で結論を得るに至っていない。
また、過去の調査において派遣部隊の消息途絶および現地調査員に対する威嚇ともとれる行為が確認されていることから、通常の現地調査には相応の危険が伴うと判断する。
今後も調査は継続するが、当面は通信記録および外部から取得可能な観測情報の確認を中心とし、対象本丸への強制的な立ち入り等は控える方針とする。
概要
対象本丸については、審神者本人の所在が確認できない状態が継続している一方、所属刀剣男士の活動および本丸の維持機能が継続していることが確認されている。
政府との連絡については、従来より初期刀・歌仙兼定が窓口を務めているが、近頃は堀川国広が主に応対する事例が増加している。
いずれの個体も政府からの連絡には応じているものの、対象審神者本人の所在および状態に関する具体的な説明は得られていない。
精密霊力測定の実施
対象審神者の出身家である津々見家より、当該審神者の所在確認および本丸の管理状況に関する意見が寄せられた。
これを受け、対象本丸における霊力の状態を改めて確認するため、精密霊力測定を実施した。
測定の結果、対象本丸内において、津々見■■の霊力特性と一致する反応が確認された。
ただし、当該反応には、通常の審神者および刀剣男士の霊力とは異なる性質が認められた。
詳細な解析では、対象審神者の霊力と、怪異に類する存在から観測される異常霊力が混在している可能性が示された。
両者の反応は明確に分離できず、現時点では、対象審神者本人の状態および異常霊力の発生源を特定するには至っていない。
追加調査の実施
測定結果を受け、反応の発生地点および対象審神者の所在を確認するため、職員による追加調査を実施した。
対象本丸に接近した職員からは、当初、予定どおりの連絡が確認されていた。
しかし、異常霊力の反応が確認された区域への接近後、当該職員からの応答が途絶した。
政府側からの通信に対しても応答はなく、現在に至るまで所在は確認されていない。
現地の状況および過去の調査事案を踏まえ、当該職員は対象本丸内において殺害された可能性が高いと判断される。
ただし、遺体の確認には至っておらず、死亡の確定には必要な情報が不足している。
調査結果および今後の対応
今回の測定により、対象本丸内に津々見■■の霊力特性と一致する反応が存在することが確認された。
一方で、当該反応が対象審神者本人の生存を示すものか、あるいは別の要因によって維持されているものかについては、判断できていない。
また、異常霊力の性質および発生源についても、引き続き不明である。
対象本丸への直接的な調査には重大な危険が伴うことから、現地への職員派遣は当面見合わせる。
今後は既存の観測記録および対象本丸との通信内容をもとに、調査を継続する。
概要
対象本丸については、従来の調査部隊派遣による状況把握が困難であることから、審神者を一定期間配置し、当該本丸の維持状況および所属刀剣男士の動向を継続的に確認する方式へ移行している。
本報告は、直近の派遣審神者について連絡途絶が確認されたことを受け、当該任務の終了処理および後任者の派遣方針を記録するものである。
派遣審神者の状況
当該審神者は、所定の手続きに従い対象本丸へ着任した。
着任後は一定期間にわたり任務が継続されていたものの、その後、予定された連絡に対する応答が得られなくなり、現在に至るまで本人の所在は確認されていない。
対象本丸側との連絡は継続しているが、当該審神者の所在および連絡途絶に至った経緯について、十分な説明は得られていない。
現地における直接確認については、過去の調査事案における被害および対象本丸の特殊性を考慮し、実施を見合わせている。
任務終了処理
当該審神者については、任務の継続が不可能であると判断し、所定の手続きに基づき派遣任務を打ち切る。
なお、本処理は派遣任務の管理上の措置であり、当該審神者の死亡または生存を認定するものではない。
対象本丸への審神者配置については、引き続き必要性が認められることから、後任となる審神者の選定および派遣準備を進める。
対象本丸との協議
後任審神者の受け入れについては、対象本丸との事前協議を実施した。
協議には、従来より政府との連絡窓口を務める歌仙兼定のほか、一期一振および堀川国広が関与している。
派遣審神者の選定および受け入れに関する条件については、これらの刀剣男士から提示された意見を踏まえ、調整を行っている。
なお、協議内容の詳細および個別の調整事項については、本報告の記載対象外とする。
今後の対応
後任審神者の選定が完了次第、所定の手続きに従い派遣を実施する。
対象本丸の維持状況および派遣審神者の動向については、引き続き記録を行う。
また、連絡途絶となった審神者についても、確認可能な情報の収集を継続する。