OBSERVATION GUIDE / EMOTION & DIVINITY
情緒・神性の観測値について
「情緒」と「神性」は、対象となる刀剣男士の現在の状態を、それぞれ異なる観点から観測した値です。数値の高さそのものを評価するためのものではなく、高いほど優れている、低いほど劣っているということもありません。それぞれの値が示す性質と、その個体における現れ方をあわせてご覧ください。
情緒
情緒は、その刀剣男士が元来備える性質に加え、顕現後の経験・記憶・関係性を通して、その一振り独自の心や性格がどの程度形成されているかを観測します。感情そのものの強さや豊かさを測る値ではありません。
情緒値が低い場合顕現時から備えていた感情反応や価値観、性格などが、現在も比較的強く表れている状態です。本丸でさまざまな経験を重ねても、その刀剣男士が元来もつ性質は変化しにくく、安定して保たれる傾向があります。
これは、感情が乏しいことや、審神者・ほかの刀剣男士との関係が希薄であることを意味しません。強い感情や深い関係を持つ個体であっても、情緒値が低く観測される場合があります。
情緒値が高い場合顕現後の経験・記憶・関係性を通して、その一振り独自の心や性格が強く形成されている状態です。日々の出来事がその個体のあり方に反映されやすく、顕現時には見られなかった考え方や価値観を持つ場合もあります。
そのため、同じ刀剣男士であっても、過ごしてきた本丸や築いた関係によって異なる特徴が現れることがあります。「その刀剣男士ならどうするか」だけでなく、「この本丸のこの一振りならどうするか」が強く現れやすい点が特徴です。
神性
神性は、対象個体の存在に、刀剣・付喪神・神霊としての性質がどの程度表れているかを観測します。日常的な言動が人間らしいことと、神性値が低いことは同義ではありません。
二つの値をあわせて見る
情緒値と神性値は、それぞれ異なる性質を観測するものであり、互いを打ち消す値ではありません。情緒値が高いことで神性が失われたり、神性値が高いことでその一振り独自の心や性格が形成されにくくなったりするものでもありません。両方が高く観測される場合も、両方が低く観測される場合もあります。
観測領域は、情緒値と神性値の組み合わせを参照しやすくするための区分です。個体の性質を四種類に分類するものではありません。境界に近い値の場合は、隣接する領域の記述もあわせてご参照ください。
顕現時から備えていた特徴や価値観が比較的安定しており、同時に神霊的な性質も強く表面化しにくい状態です。刀剣男士としての自己認識を保ちながら、本丸での日常にも無理なく馴染みやすい傾向があります。
この傾向が活きる場面
非常時でも普段の判断軸を保ちやすく、長くともにいる審神者にとって「変わらずそこにいてくれる」安心感につながることがあります。
注意したい現れ方
安定しているからこそ、すでに確立された考え方を変える必要が生じた場合には、時間を要することがあります。長くともに過ごしていても、容易には譲らない部分が残る場合もあります。
これまでの観測では
自身が刀剣男士であり、人とは異なる存在であることを明確に認識しながら、人である審神者とともに在ることを自然に選んでいる個体も、この領域に比較的多く確認されています。それが本人の明確な意思として表れる場合もあれば、本人自身が特に意識することなく、ごく当然のこととして受け入れている場合もあります。
本丸での経験や関係性が個体のあり方に強く反映される一方、神霊的な性質は比較的穏やかに表れる状態です。主や仲間との日々を通じて独自の価値観を形成しやすく、その本丸ならではの個体差が分かりやすく現れることがあります。
この傾向が活きる場面
人との関係や経験が、その個体の判断や価値観に反映されやすい傾向があります。顕現した頃とは異なる判断を、現在の自身の価値観にもとづいて自然に選ぶ個体も確認されています。
注意したい現れ方
本丸や特定の相手との関係がその個体のあり方に強く反映されているぶん、環境や関係性が大きく変化した場合には、その影響を強く受けることがあります。「この本丸の自分」であることが、本人にとって非常に重要な意味を持つ場合もあります。
これまでの観測では
本丸での習慣や審神者の価値観から強い影響を受け、人と刀剣男士という立場の違いを意識することなく、審神者や本丸の仲間と関係を築いている個体も少なくありません。それは自身が刀剣男士であることを忘れたというより、その違いを日々の関係において重要なものと捉えなくなった結果とも考えられます。
顕現時から備えていた特徴や価値観を比較的強く保ちながら、神霊的な性質も明確に観測される状態です。人の姿で本丸に暮らし、主や仲間に情を向けながらも、自身が人間とは異なる存在であることを自然に受け入れている個体に見られることがあります。
この傾向が活きる場面
人間側が感情的になった局面でも、長い時間や人ならざるものの視点から物事を捉える場合があります。主に寄り添うことと、主と同じ考えを持つことを区別できる点も、この領域に見られる特徴のひとつです。
注意したい現れ方
本人にとって自然な判断が、審神者には思いがけず遠いものに感じられる場合があります。互いを大切に思っていても、「そこだけは同じ感覚にはならない」領域が残ることもあります。
これまでの観測では
この領域には、政府の基準において刀剣男士に期待される在り方と高い一致を示す個体が比較的多く確認されています。刀としての自己認識が明確で、人ならざるものとしての性質を保ちながら、自身に与えられた役割を安定して遂行する傾向があるためです。個体としての優劣ではなく、「刀剣男士」という存在としての一面のみを評価するのであれば、政府基準では理想に近い状態のひとつといえます。
本丸で重ねた経験や関係性による個体化と、神霊的な性質の双方が強く観測される状態です。人との関わりによって独自の価値観を形成しながら、人ならざるものとしての性質も同時に強く保っています。
この傾向が活きる場面
人の感情や価値観を深く理解しながら、それとは異なる視点も持つことがあります。人との時間によって形成された独自のあり方と、人ならざるものとしての性質が、いずれもその一振りの中に共存しています。
注意したい現れ方
個体独自の価値観と強い神性が結びついた場合、その考え方が審神者の想定を大きく越えることもあります。本人なりの理由も、主への感情も確かに存在します。それでも、その結論まで人間と同じになるとは限りません。
これまでの観測では
日常の振る舞いや審神者との関係だけを見れば、神性値が比較的低い個体と大きな違いが見られない例も少なくありません。一方で、そうした個体であっても、観測上は刀として、刀剣男士として、そして人ならざるものとしての性質が明確に保たれています。本人が自身をどのように認識しているかにかかわらず、それらを失うことなく、人との時間によって形成された個体固有のあり方を同時に強く備えていることは、非常に興味深い観測例といえます。
この組み合わせについては、現在も政府において継続的な観測および研究が行われています。
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